こんにちは。英語にもドイツ語にも苦戦中のソラです。
語学学習が大嫌いな私にとっては本来なら避けてとおりたいところです。
こんな英語ダメダメの私、今は英語の読み書きが嫌じゃなくなっています(英会話は未だ緊張しますが)。日本語介さず、英語を書けるようになっています。
私のいう読み書きは、日常でという意味で、ビジネスレベルではありません。そのレベルを期待される方のお役には立てません。
私みたいに英語がダメダメの人きっといますよね。そのような方への朗報です。
今回は、私がどうやって英語の読み書きストレスを克服したか。掘り下げていきます。
この記事の内容はこんな感じ
- 英語の読み書きができない理由
- 最初は英語を書くことを重視する
- 文章を最初から英語で書く
- Google翻訳で書いた英語を日本語にしてみよう
- 英語の間違いを気にせず書く
- 最初は短い英語の文章の組み合わせで書く
- 英語で書くことを続ける
- 英文メル友をつくる
中高で英語を習ったけど、すっかり忘れてしまった…とか、今、英語圏の友達がほしいけど、英語書けないし…とか、海外の知人からメールをもらったけど返信がうまく書けない…って悩んでいるなら、読んでみてくださいね。
既に中学英語くらいは終了していて、かつ、ストレスなく英語の読み書きができるようになりたいという方に向けて書いています。
英語の読み書きができない理由
英語の読み書きができない一番の理由は、日本にいると英語が必要ないからです。
東京のような都会ならまだしも、私の実家あたりは外国人に会うこと、まずないですから。
日本にいたら、英語がなくても生活に支障はきたしませんし。
私が子供の頃は中学一年生から英語教育が始まりました。最初、それほど英語は嫌いではなかったのですが、学年が進むにつれ英語の成績も落ちてきました。
高校時代は、文法と英作文で赤点を取るくらい英語ダメダメでした。
ともあれ、なぜ私がそんなに英語嫌いになったのかを分析してみますと、
- 暗記することが多過ぎる
- 文法にこだわり過ぎる
このふたつが原因だと思います。
日本で約25年、大学教員をしていたので、論文を読んだり、書いたりしたのですが、正直、地獄でしたね。英語の読み書きが私にとってはストレスでした。
そんな私が英語を読んだり書いたりすることが嫌でなくなった経を書いていきます。
最初は英語を書くことを重視する
日本人って受験英語のせいで英文読解に力を入れがちです。でも、英語の読み書きにストレスを感じなくするには、書くことを優先する方が近道です。
先にも書いたのですが、私が今から紹介する方法は、既に中学英語は終了していて、かつ、ストレスなく英語の読み書きができればという方向けです。
今、頭に残っている単語と文法を屈指して、最初は、読むことでではなく、書くことを重視しましょう。
読むことより書くことの方が簡単なはずから。だって、書くって自分の好きなことを書いてよいわけですから。
一方、読むって既に誰かが作り上げたものを読まなきゃいけないわけで、そっちの方がストレス大です。
私の体験談ですが、書けるようになると読むことの苦痛が減ってきます。
じゃ、書くっていってもどう書いていけば?ですよね。
文章を最初から英語で書く
中学英語が終了しているなら、まったく英語の文章の組み立てが分からないとか、英単語をまったく知らないって人はいないと思います。
その頭の中に残っている知識をフルに使って、日本語を使わず、直接、英文を書くのです。
本来は、頭の中で既に英文がよいのですが、最初からは、難しいですよね。
私もできなかったから。でも、信じてください。今は頭の中で、日本文をすっ飛ばして英文が浮かびます。
例1) 頭の中「今日はどこへ行きたい?」 頭の中で英文にし、書き落とす「Where do you want to go today?」
例2) 頭の中「お昼、何たべる?」 頭の中で英文にし、書き落とす「What will we eat for lunch?」
ここで大事なのが、紙に日本語で書かないことです。目に日本語が入ると脳内で日本語が印象付けられてしまうので、おすすめしません。
それから、私たちは日本人なので、書き慣れている日本語で書くと文章が長くなる傾向があります。
日本文を書かずに英文を書かなければならない場合、おのずと頭の中で考える日本語も短くなります。
それから、上記の私が書いた英語、正解なのかどうか分かりません。でも、通じます。
相手に通じればオーケー! 細かいことは気にしないようにしましょう。
これだけでは、頭の中で日本語を思い浮かべずに、ポンっと英文が浮かぶことはありません。
でも、これから説明する方法と組み合わせて実践し続けるといつしか頭の中でも英文だけになっていきます。
Google翻訳で書いた英語を日本語にしてみよう
書きたい文章を最初から英文でと先に言いましたが、書いた後、それを誰かが読む場合、本当に通じるのかな?って自信がないと思います。
そんなときは、Google翻訳を使いましょう。使い方はとても簡単です。
左側のボックスには書き込む言語、右側のボックスには変換したい言語を選びます。
その後、左側のボックスに翻訳したい英文を書きます(コピペでもOK)。
すると、右側のボックスに日本文が現れます。
多くの方は、英文を書きたいとき、日本文を書いて英文に翻訳します。そうじゃなくて、逆につかう!
先に書いた英文を日本語に翻訳してみましょう。
あなたが翻訳されたその日本文を理解できたら、読む相手は英文を理解できるはずです。
ここで大切なのは、かっこいい英文を書くことではなく、相手に英文を理解してもらうことなのです。
ちなみに、先の例1)と例2)の英文をGoogle翻訳で日本文に訳してみました。
例1) 頭の中「今日はどこへ行きたい?」 頭の中で英文にし、書き落とす「Where do you want to go?」 Google翻訳「今日はどこに行きたいですか?」
例2) 頭の中「お昼、何たべる?」 頭の中で置換しながら書き落とす「What will we eat for lunch?」 Google翻訳「昼食には何を食べますか?」
ねっ、伝わっているでしょう。文法などの細かいことにこだわるのはやめましょう。
Google翻訳は完璧ではありません。長文や日本語独特の文章は正確な訳にはなりませんが、短文ならほとんど問題ありません。
そうは言っても気になりますよね。
その場合は、右のボックスと左のボックスを入れ替えてみてください。
例1) 頭の中「今日はどこへ行きたい?」 頭の中で英文にし、書き落とす「Where do you want to go today?」 Google翻訳「今日はどこに行きたいですか?」 入れ替え後「Where do you want to go today?」
例2) 頭の中「お昼、何たべる?」 頭の中で置換しながら書き落とす「What will we eat for lunch?」 Google翻訳「昼食には何を食べますか?」 入れ替え後「What do you eat for lunch?」
例1は、自分で作った英文とGoogle翻訳はまったく同じ英文でした。
例2は、異なっています。これって、日本語には主語がないこと時制が日本語では分かりにくいからです。
こんな風に活用すると日本語と英語の文章の成り立ちで異なる部分がはっきり分かります。
私は、google翻訳が訳した英文の方が、自分の意思に近かったと思えば、これを採用するときもあります。
先に自分で作った英文が自分の意思に近いなら、オリジナルを採用しています。
繰り返しますが、大切なことは、読む相手があなたの英文を読んであなたの意思を理解できればよいだけなので、迷わないで決めて、相手に出しちゃいましょう。
もし、まったく間違っていても問題ないです。相手に伝わらなければ、「なにを言いたいのか分からない。」って正直に相手は聞いてきますから。
英語の間違いを気にせず書く
これは、日本人にありがちな思考です。英語苦手だからどっか間違ってるんじゃないかと心配し過ぎることです。
少し前にも書きましたが、私が知る限り、私の知っている外国人と英語で会話すると、伝わっていないときは、「分からない」と面と向かって言われます。
メールでもそうです。最初は、私もショックでしたが、相手は、ちゃんと私の言いたいことを理解したいと思っているだけなので、別に気にする必要はありません。
逆に、私が相手のメールなどで英文を読み、分からないときは、「○○ってことだよね?」と確認します。それも普通。
もちろん、間違い過ぎにも限度があります。先に書いたように、英文に自信がなければ、Google翻訳を使って日本語にしてみてくださいね。
理解できる日本語に変換されれば、大丈夫です。意図は伝わります。それで、怒られることはありませんから。
最初は短い英語の文章の組み合わせで書く
これもやりがちなのですが、長文はおすすめしません。
読むときもそうですが、長文は読み辛いです。これって、英語じゃなくても、日本語でもそうですよね。
実は、学術論文って、一文がやたら長いのです。英語が苦手な私は読むのも書くのも本当に苦痛でした。
そんな思いを相手にさせてはいけません。
そして、短い文章の方が英文を書くことも楽です。
短い英文を作って、それをつなげていきましょう。英語に対する苦手意識が少なくなるにつれ、長文を読むことにも耐性が付いてくるので、読めるようになってきます。
書く方も徐々に長く書けるようになってきます。
でも、最初は、とにかくかっこつけない。短文で英語を書くことに慣れていきましょう。
英語で書くことを続ける
この書く作業を続けていかなければいけません。できれば、毎日。
残念ながら、楽に英語が読み書きできる方法はありません。
この英文を書く作業を1年くらい続けてみましょう。
英語で日記を書くのをすすめるのを聞きますが、私はおすすめしません。そもそも日本語でも日記は続きませんから。
毎日一文の英文を書くってのも挑戦しましたが、私は続きませんでした。
では、続けるにはどうすればいいのでしょうか。
英文メル友をつくる
英語を毎日書くことを続けるために一番の方法は、英文で連絡しあえる友達をつくることです。
日記と違って、あなたが書いた英文を誰かが読むことになりますよね。
すると、その英文が読み手が理解できる英文なの確認してもらえることになります。
嫌いなことを継続するには友達や仲間がいたときの方が効果が高いことも立証されています。
私は、落ち着いて書いたり読んだりしたいので、メールを使うことが多かったです。
スマホでLINEだと見たときに返信をあせってしまったり、英語で書き辛かったりするので、最初はメールをおすすめします。
チャットのようにサクサク英文で会話するように将来的にはなると思いますが、英語の読み書きが苦手だと言っている時点では、チャットのようにレスポンスが重視される媒体は向いていません。
1日、1メール。あるいは、2日間で1メールです。これ以上、間隔をあけると継続性が落ちるのでおすすめしません。
そんな10行も20行も書く必要はなく、最初は5行とかから初めてください。
私の経験談ですが、日本にいたとき、英文メールのやり取りを1日1回していました。
今は、ドイツにいるので、英文メールを読み書きすることは減りましたが、これを続けたおかげで英文の読み書きにストレスはなくなりました。
もし、日本に住んでいるけど、英語を話せる人が近所にいるなら、交換日記や手紙のやり取りでも効果はあると思います。
SNSで英文でメールの交換をしてくれる外国人を探すのもよいでしょう。
そして、一度にたくさんの人と英文メールの交換を始めないこと。最初は1人でも手一杯だと思いますよ。
初めて見ませんか。一年後には、英語を読み書きするストレスは消えていると思います。
そのころには、頭の中では日本語を介せず、英文が浮かぶようにもなってきているはずです。
終わりに
いかがでしたか。
今回は、英語が得意な人には簡単なことでも、私のような語学が苦手な人には、こんな風にすれば、私のように英語ダメダメでもそこそこなんとかなるよ~ということをお伝えしたかったのでした。
最初はストレスありますよ。それは覚悟してくださいね。あるときフッと消えると信じて続けてみてください。
もちろん、これが100%の方法ではないと思いますが、英語の読み書きどうにかしたいっという方は参考にしていただけたらって思います。
いずれにせよ、一夜にしてはならず。継続こそ力なりではありますが、一年くらい続ければ、効果を感じられると思います。
そして、ある日、突然、あれっ、私、日本語介さず英文書いてるじゃん って自分に出会えますよ。
今回もお付き合いありがとうございました。
では、また。