身につけておけばよかった【50年以上生きた私が後悔していること】

こんにちは、ソラです。

ワタクシ、すでに50年以上も生きてしまいました。50歳を越えてから、ドイツ移住。日本に居たときは、大学勤めで研究と教育に没頭する日々。

時間があれば、飲みに行ったり、旅行したりと何も考えることなく生きていました。それらを捨てて、やりたいことがあって、一大決心してドイツに来たのです。

でも、体を壊したし、更年期障害が始まるし、今、無職だし。私はドイツでもがいています。

そんな私が若いときに身につけておけばよかったと痛感していること。それは、以下の3つ。

  1. 収入の糧(かて)になるスキル
  2. 会話に不自由しない程度の英語
  3. 若いときの海外滞在経験

これらに時間を使うべきでした。理由をお話します。

身につけておけばよかった…収入の糧(かて)になるスキル

今、あなたは明日から無職になったとしても、収入が得られるような別の案を持っていますか。

私は持っていませんでした。それで、今、あれこれ模索しているのですが、若いときに何らかの稼げるスキルを身につけておけば、今、困ってなかったよね、と自分に問いかけています。

もしものときのために生活に困らない準備をしましょう。それは今の仕事とは別のスキル

これ、特に私のような研究職の人に声を大きくして言いたい。

例えば、今のご時世なら、プログラミングのスキルを身につけておくとか、Webマーケターの勉強をしておくとか、株やFXを始めておくとか。自分の得意なこと、好きなこと、仕事以外にありますよね。ないなら、見つけましょう。

私は、本当に何もスキルがないので、困っています。もし、WebライティングやWebデザインの知識があれば、日本からの発注を受けて海外でも仕事ができたわけですよね。

日本に居たなら、まだ、何とかなったかもと思うのですが、今、私はドイツにいますよね。私、理学博士なんですけど、そんなの紙切れ。無意味です

若いときは思いもしなかった。もし、私が、50歳を超えてから海外移住するかも、将来、無職になるかも、と20代のときに考えていれば、今の私の状態はなかったのです。

しつこいようですが、私の将来の中の可能性の1つに海外移住や無職の状態がもしかしたらありうるかもしれないと考えていれば、今、無職って状態に陥ってなかったと痛感しています。

私の場合は特別と思わないでください。本当に人生、何が起こるか分かりませんよ。

今の職がなくなって、そこからの収入が途絶えても、生計を立てられるように何らかのスキルを身につけておく。

日本の教養文化(茶道、華道、書道など)でも十分。収入は多くはないでしょう。しかし、一時的な収入を得られ、その間に、次のステップを探すことも可能です。

収入が途絶えると確実に精神的に不安定になりますよ。今の私がそんな感じ。安定した職業に就いていたときの私には想像できていませんでした。

もし、あなたに今、子供がいたら、守らなければならないのは自分ひとりではないはずです。家計を支える収入をできる限り早く得ることは大切なことですよね。

しつこいようですが、収入がゼロ、さらに、貯蓄ゼロの状態は本当に精神を追い詰めます。今直ぐ準備を始めて下さい!

身につけておけばよかった…会話に不自由しない程度の英語

若いときの時間とお金を英会話習得に使えばよかったと私は今、とても後悔しています。

私のことを棚にあげれば、ドイツは英語ができる人が多いので、英会話ができていれば、意思の疎通に問題はありません。なのにできなかった私。

また、今、ドイツ語を習いに語学学校へいっていますが、英語がすでに話せる人の方がドイツ語の習得も早いです。

私の英会話能力は今も中途半端な状態です。その状態でドイツ語を習い始めたので、英語とドイツ語が常に頭の中でぐしゃぐしゃになっています。

世の中には、一度に複数の言語を習得できる人もいますが、それは稀だと思います。私のような凡人は、語学はひとつずつしか習得できません。

このことから、若いうちにすでに英会話ができていれば、後に英語以外の言語を学ぶときに有利です。

私の知人たちも口をそろえて言っています。英語の基礎がある方が次の原義の習得が早いと。迷っている時間はありません。今のうちにに英会話を習得しましょう

私のように海外移住しないとしても、英会話は日本人に今後、確実に必要になります。私が学生のときは、英語教育は中学からでした。今は小学生から英語教育が始まったっています。

20年後を想定してみてください。

将来、今の30代が私の年齢(50代)になる頃に入社する若者たち(今は小学生)は、英会話ができるはずです。上司として英会話できないなんては恥ずかしくないですか。

今から英会話を身につけておくに越したことはありません。

それだけでなく、日本の国際化はこれから加速度をつけて進んでいくでしょう。進まざるを得ません。

事実、日本を訪問する観光客が急激に増加していますし、今後、日本への移住者も増えていくことでしょう。

移住した外国人が日本語を習いたいと思ったとき、その外国人に日本語を教えるには、英会話が必要です。

外国人がレストランやショップを訪れたとき、英語のメニューは最低限必要だし、店員は英会話ができたほうがよいでしょう。

そうすると、これからの英会話産業はより拡大していきます。英会話ができれば、もしものときに収入の糧にもなる可能性大ですよね。

今の仕事に満足していて、それに集中できているならそれはステキなことです。私もそうでした。でもね、将来、何が起こるか分からない

仕事の後、飲みに行く時間があるなら、その時間とお金を英会話習得に使うことをおすすめします。

身につけておけばよかった…若いときの海外滞在経験

若いときに海外留学をすればよかったのにと後悔しています。大学4年の間に一年休学しても海外留学すべきだったと思っています。

大学に通っているときは思いもしませんでした。本当に悔やんでいます。当時は、周りに足並みそろえて、私も大学で単位を取ることに集中していました。

後は友達と遊んで、飲んで。楽しい大学生活ではありましたが、もっと将来の役に立つことに、有効に時間を使えばよかった感じています。

私のいう海外滞在経験というのは、旅行のような短期間ではなく、少なくとも1年間は海外に住むという意味です。

私は留学経験(1年間)がありますが、40歳を超えてからでした。それまでに海外旅行は30回以上していました。

今、住んでいるドイツも、住む前に10回以上訪ねています。

でも、旅行で訪れたときのドイツの顔と住み始めてから知ったドイツの顔は明らかに違っています。

旅行だとその国ではお客さんです。でも、その国に住むとなるとその国の嫌なところも見えてきます。もちろん、よいところも。

私の経験からするとそれが見えたのは留学半年ほどしてからでした。そうすると、自然と考え方が変わってきます

若いうちに世界にはいろいろな人種、いろいろな思想、いろいろな文化が存在することを肌で感じることが必要だということです。

英語圏へ行けと言っているのではありません。どこでもよいから日本から一度若いうちに脱出するということです。

私の留学は40歳を超えてからでしたが、それでも50歳を越えてからのドイツへの移住を後押ししてくれました。でも、やっぱり海外滞在経験は若いときにしたほうがよい。

若いうちに大きなカルチャーショックを受けるとその後の人生、ちょっとのことでは動じなくもなります。

将来、大きな人生の波が訪れたときに、動じずその波を乗り越えられる力がついていますよ。

終わりに

最後にもう一度、おさらいします。

50年以上生きた私が、これは身につけておけばよかったと後悔していること3つ

  1. 収入の糧(かて)になるスキル
  2. 会話に不自由しない程度の英語
  3. 若いときの海外滞在経験

一度、職を得られても将来何が起こるか分からない。だから、将来のためになることをできる限りわかいうちから始めましょう

スキルを身につけるのも、英会話を取得するのも、留学するのもお金がかかります。

それでも、できる限り若いときに。若いときの方が時間もパワーもある。お金はないかもしれないけれど、飲み会へ行かなければよいだけ。

留学などまとまったお金が必要なら、親に留学資金を借りるのも1つの手です。

若いときにもしものことを考えて、自分の将来に時間とお金を投資しましょう

私の後悔から伝えたかったことです。今回は以上です。

では、また。読んで下さってありがとうございました。