【ドイツの休日】ドイツの夏の休日はバーベキューが超人気!

こんにちは。ソラです。

2020年6月1日はドイツの祝日、「聖霊降臨祭」でした。

というわけで、週末は土、日曜日の週末+祝日で3連休。ラッキーなことに3日とも天気がよかったのです。

そうすると、ドイツ人の思考はこうなります。

休日 + 夏といえば、バーベキュー!

これがお決まりのドイツです。

今回は、ドイツのバーベキュー事情をお話しします。

お付き合いいただけると嬉しいです。

ドイツ語で『バーベキューしよう!』ってなんて言うの?

日本では、野外で、肉、魚、野菜などの食材を、炭などを使って直火で焼くことを「バーベキュー」って言いますよね。

ドイツでも、「バーベキュー」で通用します。ちなみに、「バーベキュー」は英語の「Barbecue」由来。

「バーベキューしよう!」ってドイツ語で言うときは、いくつか言い方があって、こんな感じかな(ドイツ語習得中レベルなのでご了承を)。

Lass uns ein Barbecue machen! (ラッセ ウンス アイン バーベキュー マッヘン!)

それから、ドイツでは、もともとバーベキューすることを‘grillen’というので、こっちの方がよく使われているかもしれん。

Lass uns grillen!(ラッセ ウンス グリレン!)

「一緒に!』って言いたかったら、‘zusammen(ツザーメン)’を上の文章に付け加えて、

Lass uns zusammen grillen!(ラッセ ウンス ツザーメン グリレン!)

そうすると、「一緒にバーベキューしょうよ!!」って私的にはバーベキューしたい感が増している気がする。

それ以外にも、バーベキューを大人数でするなら、

Lass uns eine Grillparty machen! (ラッセ ウンス アイネ グリルパーティ マッヘン!)

Lass uns ein Grillfest machen! (ラッセ ウンス アイン グリルフェスト マッヘン!)

もよいかな。

パーティ(Party)やお祭り(Fest)って単語を付け加えるとイベント感や特別感が増しますよね。

ドイツに住んで、「ドイツの休日+夏=バーベキュー!」を実感

聖霊降臨祭の祝日に向けてスーパーのチラシはこんな感じ。順に見ていきましょう。

これには、‘Frohe Phingsten!’ ってありますよね。「聖霊降臨祭おめでとう!」って感じです。この日を祝う言葉。

Grillenuss zu Pfingsten’ (聖霊降臨祭にはバーベキュー)

Grillenuss zu Pfingsten’  (聖霊降臨祭にはバーベキュー)

Grillglück für alle (バーベキューでみんな幸せ/雰囲気としてはこんな感じかと。)

圧倒的にこの日をバーベキューでお祝いしよう!とスーパーのチラシは促しています。

お祝いの言葉より気持ちはバーベキュー!

3連休に雨が降らなくてよかったですよね。

需要があるからスーパーもバーベキュー食材を宣伝するのか、スーパーの宣伝に乗せられてドイツ人がバーベキューをしてしまうのかは不明だけど、とにかく夏のドイツでバーベキューは大人気!

通常、ドイツのお店は宗教上、日曜日は閉まっています。でも、休みに人が集まるビーチや観光地や避暑地にあるスーパーは開いていることがあります。

日曜日に開いているスーパーは稀だから、天気のよい休日、そのスーパーにはたくさんの人がバーベキューの食材を買いにいきます。

庭がある家だと庭でバーベキュー。休日の天気のよい昼下がり、近所を歩いていると、炭に火をつけた匂いや肉を焼いたいい匂いがどこからかしてきます。

私の住むアパートはバルコニーでバーベキューが可能ですが、ダメなアパートもあるのでしたい場合は、住む前に確認が必要です。

学生だと庭もバルコニーもないことが多いので、学生たちがバーベキューできる公園などに集まって楽しんでいるのを見かけます。

ドイツはビール天国でもあるので、ビールとバーベキューはたまらない組み合わせです。

私もこの3連休にバーベキューを楽しみました。

私たちのバーベキューが終わったころ、ご近所さんがバーベキューを始めました。

ドイツの夏の日没は遅く、21時ではまだ明るいので、夕食に野外でバーベキューでも暗くなると心配する必要がありません。

ワタクシ、ソラ、ドイツの夏のバーベキューは大好きですが、日本の夏のバーベキューはあまり好きではありませんでした。

だって、日本の夏、暑過ぎです。湿度も高いし。準備だけで汗だくです。

その点、ドイツの夏は湿度も低いし、気温が30℃を超すこともそれほどないし、快適にバーベキューを楽しめますよ。

終わりに

いかがでしたか。

日本でもバーベキューを庭でされているのを見かけたことはありますが、ドイツではバーベキューは市民権を得ていて、既にイベントではなく、食事の選択肢のひとつになっています。

夏が短いドイツでは、特に、天気のよい日には野外で楽しみたいという気持ちが強いのです。私もドイツに住んで、それをひしひしと感じます。

野外で楽しめる代表的な食事としてバーベキューが人気なのも分からなくはありません。少人数から大人数まで、大人も子供も楽しめますから。

今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

では、また。ソラでした。